上水沿いを散歩していて思いがけない花を見かけました。家に帰って調べたらイヌサフラン(コルチカム)のようです。上水の散歩道には不似合いの花ですが、近くの方が要らなくなった球根を捨てたのが根付いたのでしょう。
そういえば散歩していると時々、自然の野生種ではない園芸品種の花が咲いているのを見かけます。クリスマスローズやインパチェンスなどをみたことがあります。園芸品種も元は野生の草花を人が品種改良して、鑑賞用にしたものでしょう。時がたって珍しくもなくなり要らなくなって捨てられるとまた自然の野生に戻るのでしょうか。何かの記事で見たのですが、たかさご百合が野生化してあちこちで咲いているとありました。私が8月ころに見かけて鉄砲百合だと思っていたものもたかさご百合だったのかなぁ。
以前、四国を旅行した時、アマリリスが道端や民家の庭はずれに無造作に咲いているのを見かけて、驚いたことを思い出しました。東京では鉢植えで気位高く咲いているイメージだったので四国のアマリリスのあまりの野生種ぽさにところ変われば花のありようも変わるのねと思ったものでした。
